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タイLCCの日本への乗入れを禁止
タイLCCの日本への乗入れを禁止

 2015年3月27日、タイの報道によると、日本の航空当局がタイに籍を置く格安航空会社の乗入れを当面禁止した。国際安全基準を満たしていないというのが理由。タイエアアジアX、ノックスクート、タイスマイルの他、チャーター便を運航する予定だったタイのLCC航空会社には衝撃が走っている。エアアジアXでは5月1日から札幌便の新設を予定しているほか、ノックスクートでも成田便を5月16日から運行する計画で、すでに2万席が販売済。しかし今回の事態を受け、中止または延期を余儀なくされている。

 日本の航空当局では、国際安全基準を満たした機体への変更、または乗入れ空港の変更をしない限り、日本への乗入れは認めないとの通達をタイ航空当局へ発している。また同時に韓国空港当局も、ソウルへの乗入れを同じ理由から禁止した。タイ政府関係省庁では、タイ旧正月などの観光シーズンのピーク前の決定とあり、国際機関などと合同で対応を協議している。報道によると数年前インドネシアの空港会社に対してやはり乗入れ禁止の措置が取られたことがあり、今回も同様の措置だという。

 今回の処置について、札幌の航空局には関連した通知は届いていないなど、日本側の確認は取れていない。実質的には改善命令ともいうべきものかも知れないが、タイの報道では決定事項のように伝えられている。また、現在までのところ、タイエアアジアX、ノックスクート各社とも対応策やコメントは発表されていない。また、各報道には具体的にいつから禁止になるなどの記載も見られないため、予約済や利用予定の場合は各社へ問い合わせることをおすすめする。


(2015年3月28日9時40分追記)
 タイの報道機関は、タイの航空機による日本への乗入れ禁止情報に関して、国土交通相から、現在運航されている便については、変更がないことや、問題解決に90日間の猶予があることなどを確認した。プラチン・チャントーン国土交通相は、現在運航されている定期便については、変更なく運航されると明言した。

 今回の日本からの通達は、90日以内に国際民間航空機関(ICAO)の基準に達しない場合にのみ、乗入れができなくなるものだと強調。しかし、この通達により、一部のチャーター便などが影響を受けることと、増便が出来ないことについては認めるとともに、4月から5月のタイの長期休暇期間に少なからず、影響が出るだろうと語った。また、プラチン・チャントーン国土交通相は、今後、関係省庁と航空会社は、要求されたICAOの基準に達していることを明確に証明しなければならいと述べた。あわせて、改善結果については5月に判断されることと、今回の日本からの通達が、現在のタイの政治情勢とは無関係であることを強調した。



 
author:チェンマイを日本語でご案内する『バーン・チェンマイ』のブログ, category:プチ情報, 17:31
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